T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

自己アピールとしての自己紹介

こんにちは!

今日は、美味しいパンをたくさん買ってきてごきげんなT・たまもです。

さて、自己紹介のヒントの続きです。
 
 たとえば、高校生なら、オープンキャンパスで案内の教員や学生に自己紹介する、と言う場面もありますね。(就職希望の企業見学とか、オーディションとかを考えてもいいと思います。)
 こうなったら、もう進路活動の一環、つまり自己アピールが目的の自己紹介です。

 もちろん、その教員が入試の合否を握るかどうかはわかりません。
 しかし、そのつもりで自己紹介を考えておく方がよいでしょう。


 「話の糸口」というより、「感じのよい生徒としての自分」を印象づける自己紹介にするのが大切です。


 「名前」なら、由来でも意味や歴史に重きを置くこと。
 「地域」なら、自分の在籍校や所属クラブの実績をさりげなく入れること。
 そして、なにより「セールスポイント」。

 できれば「〇〇高校野球部のイチローと言われています」くらいのキャッチコピーを作っておくとインパクトがあります。


 生徒は自分のは照れてしまって作りたがりませんが、グループワークでお互いのキャッチコピーを作らせると、案外乗ってきます。


 私が見てきた中で、印象に残っているのは、「私はクラスのおかあさんです」と書いた作文です。
 面倒見がよくてしっかりした生徒、という彼女のセールスポイントをうまく表現していたと思います。しかも、童顔のかわいらしい女の子でしたので、外見のイメージとの落差でインパクトも十分でした。