こんにちは。
T・たまもです。
ざんぎく(残菊)というと、うらぶれた感じですが、のこんのきく、というとなにやら寂しいけれど優雅な感じがします。
残りの菊というのが普通でしょうが、最近、「のこん」という言い方を知りました。
重陽の節句以後、遅くは初冬まで咲き残っているものをいうそうです。
うーん、まもなく大寒ですけどね。
で、今ちょっと調べてみたら、
「中国では残菊は価値のないものとして扱われるが、日本では価値あるものとして菅原道真などが詩の題材にしている」
と、いうような文章を見つけました。(「菅原道真詩文における「残菊」をめぐって」)
へー、そうなんだー、と思いつつ。
私が「残んの菊」と言う言葉を知ったのは、「紅楼夢」を読んでいて。
作中で登場人物たちがそれで詩を作っているのです。
まあ、たしかに菊をほめている感じではありませんでしたけど、詩の題材にはしているのよね・・・。
今年はいろいろな花が返り咲きしているだけでなく、長く咲いている花も多い気がします。
葉っぱが赤くなっているのがおわかりでしょうか。
上手に写真が撮れるというから買ったスマホなのに、お花はちっとも上手に撮れません。