T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

掃除当番の決め方は・・・? 掃除当番の話 その2

 こんにちは。

 T・たまもです。

 先週、掃除当番のお話を始めました。今日はその続きです。

 

 私の掃除当番の決め方をご紹介したいと思います。

 基本的には出席番号順で班分けしていました。

 曜日の当番なので、どの曜日の当番が良いか希望を取ったこともあります。

 自分で希望したのだから、言い訳は出来ません。

 が、出席番号順の方が管理はしやすいのはたしかです。

 最初のころはひとクラス48人の生徒で一週6日の登校日でしたので、48÷6=8人で1班を作り、月曜から土曜までを回していました。

 でも、おわかりと思いますが、教室と教室前の廊下を8人で掃除すると、全員がちゃんと働かなくても、掃除できるのですよ。

 だって、掃き掃除だけなんだもの。

 そして、8人を監督するのは教員にとってもかなりの高等技術を要します。

 体育の先生みたいに動き回る多数の人間を見ることに慣れていれば別でしょうが、国語の教員にとってはあちこち動き回る8人を見るのはきつい。

「あれ、あの子が見あたらない?」

 と思うと廊下から戻ってきたりします。

 掃除が始まったときと終わったときに全員いるか確認するなんて、時間がもったいなさ過ぎるでしょう。

(したこともあるけど、既に集合している生徒が「先生早くしようよ」と急かすのよ。気持ちはわかる)

 というわけで、ほどなく教室当番は4人体制にしました。

 「先生少なすぎるよ」

 とブーイングはありましたが、

「こんな狭いところ4人で充分!がんばれ!!」

 と叫ぶ私。

 そう、ふだんの掃除なんて、全員が真剣にやれば10分もあれば終わります。

 机は帰りの挨拶と同時に各自で引くので、あとはほうきで掃いて、机を元に戻して終了。

 黒板は日直の仕事なので、やりたい生徒がいない限りしない。

 あとはゴミを捨てに行くだけです。

 つづく。