こんにちは。
T・たまもです。
お掃除当番の話を続けます。
語り始めると、なんだかいろいろ書きたくなります。
教室のふだんの掃除は、ここ何年かは、机も全部前に引いて終わり。
翌朝、各自で元の場所に戻すという方法を取っていました。
その方が、机全体が前寄りになって、後ろの机間巡視がしやすいのです。
みんな、なるべく短い距離の移動だけで済ませようとするからでしょうね。
ちなみに、4人体制にすると、欠席者がいるとやはり結構きついことになります。
だから、学校自体を欠席するのはさておき、サボる人は滅多にいません。
サボったと言っても、「当番自体を忘れていた」と言い訳することがほとんどでした。
でも、その時には、理由もわからず、「そこにいない」には違いないので、
「あいつサボった!」
と他の生徒の怒りを買うのは必定です。
「サボった人、理由は問いません、一週間一人で掃除です」
と、宣言はしてありました。
「どうしても用があるときはどうしたらいいですか」
「代理を出してください」
というわけで、かしこい生徒は
「○○ちゃん、今日の当番代わって!」
と、ちゃんとトレードしていました。
サボった人は「1週間一人で掃除!」
サボりが出ると、掃除当番が一度なくなるので喜ぶ生徒。
でも、私はいつものように監督しながら手伝います。
むしろ、私の仕事が増えるのではっきり言って自縄自縛でした。
でも、その子一人じゃかわいそうだから、と、ボランティアで手伝う生徒もいるのですよ。
いろいろな意味で生徒の人徳がわかるのが掃除当番というものなのでした。