こんにちは。
T・たまもです。
浴衣と言えば、夏の着物。
もちろん、「寝間着」として着るなら一年中着るのかもしれませんが、外に着て歩くなら盛夏。
でも、東京にはローカルルールがあって、三社祭から着て良いのだそうです。
五月ですねえ。
昨今は温暖化で五月には真夏日があったりしますから、浴衣を着ても
「ちょっと気が早いんじゃない?まあ暑いしね」
くらいでお目こぼししてもらえそう(誰に)。
昔は、江戸っ子の意地、単にいきがっていただけかもしれません。
写真は「竺仙」の浴衣地。
義母にいただいたもので、以前鳥取に旅行した時に、呉服屋さんで
「ステキね~」
と土産に買ったとか。
呉服屋さんの名前入り箱に入っていました。
「「竺仙」、て、東京のメーカーでしたよね?」
と、思わず突っ込んだ私です。
考えてみれば、有名メーカーなのだから、全国の呉服屋さんに置いてあっても不思議はないのですが。
で、夫婦二人で仕立てるつもりだったけど、反物のまま十数年が過ぎた・・・
と、自分で仕立てられる人にありがちなことになったわけです。
このたび、私がいただいて、浴衣より着る機会が多いであろう甚平になりました。
娘たちがもらってくれる予定です。
渋すぎるかなと思いましたが、仕立ててみたら(もちろんミシンで)、カッコいいんですよ。
とくに縞と網代(これは三崩しと言うらしい)の方。
経年のシミが多くあるのが難点ですが、かえって気軽に着られるかもしれません。