こんにちは。
T・たまもです。
明日は端午の節句。
鯉のぼりをあげる家庭も、最近では少なくなりました。
この「のぼり」は、幟、ですね。
まあ、幼い男の子がいる一軒家のお宅が少ないせいもありましょう。
この鯉たちは、中国は龍門山、黄河中流にあるという三段の大きな滝を登っていくのだそうです。
金隣はつらつとした元気な鯉が、滝を登り切ったとき、晴れて龍に成ることができるのです。
碧巌録という禅宗の語録に、
「三級浪高くして魚龍と化す」
という語があります。
困難を乗り越えて、悟りを得るという意なのだそうな。
励ましの言葉、はなむけの言葉にふさわしいですね。
ちなみに、この三段の滝は夏王朝の始祖・禹が治水により作ったものだそうです。
さて、写真の鯉は、ようかんの上に練りきりで鯉をかたどってあります。
まるで錦鯉のような華やかさ。
ウロコが難しかったんです。
龍になったとき、どういう色になるのでしょうね。