T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エンターテイメントならかくあるべし・・・読書の時間「ゲームの達人」

こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は小説。 シドニィ・シェルダン「ゲームの達人」アカデミー出版サービス 一世を風靡したシドニィ・シェルダン。 日本では「超訳」の小説として話題になりました。 エンターテイメントならかくあるべし、ハマ…

浴衣と言えば・・・

竺仙の浴衣 こんにちは。 T・たまもです。 浴衣と言えば、夏の着物。 もちろん、「寝間着」として着るなら一年中着るのかもしれませんが、外に着て歩くなら盛夏。 でも、東京にはローカルルールがあって、三社祭から着て良いのだそうです。 五月ですねえ。 …

出席簿がタブレットになる日は来るか?

こんにちは。 T・たまもです。 昨夜は旦那にパソコンを占領されて、更新が出来ませんでした。 自分専用のパソコンが欲しい。 と、改めて思いました。 出席のあれこれを記録する「出席簿」は、昔ながらの紙の記録簿です。 授業担当者が記録し、担任が管理し…

魔除けのあずきをのせた氷といえば・・・おやつの時間

水無月 こんにちは。 T・たまもです。 「みなづき」 という優雅な名前の付いたこの和菓子は、氷を模しているのだそうです。 夏、湿気の多い日本では病原菌も活発になりますから、病除けのお祭りも多い。 まあ、昔は病気の原因は「もののけ」とされていまし…

我慢だけが人生だ・・・読書の時間「妖談」

こんにちは。 今日は久しぶりに読書の時間です。 今日ご紹介する本は小説。 「最後の私小説作家」車谷長吉の短編集です。 車谷長吉「妖談」文藝春秋 直木賞を受賞した「赤目四十八瀧心中未遂」にしようかとも思ったのだけれど、フィクションとして完璧な構成…

「何時だと思っているんだ!静かにしろ!!」 と怒鳴ることになったのは

こんにちは。 T・たまもです。 今日はみちくさ。 寝不足なのです。 午前四時半に起きたから。 どうしてそんな早朝に起きる羽目になったかというと鳩のせいです。 我が家はタワーマンションでこそありませんが、それなりに高い建物です。 そうすると、鳩が来…

香り高い夏の木の花といえば・・・

くちなし(一重) くちなし(八重) こんにちは。 T・たまもです。 もうクチナシが咲いています。 昨日はユリも咲いていました。 ドクダミも早いなあ、と思っていたのですが、なんだか今年は1、2週間くらい季節が進みが早い気がします。 クチナシは一重も…

感謝状を作る その2

こんにちは。 T・たまもです。 昨日の続きです。 指示に従って「感謝状」を作ります。 基本的には校内にいる先生(事務を含む)に。 こうすると、担任の先生にはたくさん書かれるけれど、書かれない方も出てくると思いますよね。 余裕のあるときは、校内す…

感謝状を作る その1

こんにちは。 T・たまもです。 さて、今日は、久方ぶりに作文のお話をしましょう。 この、 「感謝状」 は、2、3月ごろ、試験範囲も終わって、もしくは試験答案も返却し終わって、もう消化試合の授業しかなくなってきたころによくやった作文です。 20~…

白き十文字の花、汝の名は・・・

どくだみ こんにちは。 T・たまもです。 ドクダミの別名は十薬草。 薬効の多岐にわたることから、そう呼ばれるとか。 4枚の花びらの様子から十字草とも言うと聞いたことがあります。 「毒矯め」が変化してドクダミになったそうな。 ドクダメ、って、なんだ…

かかる時はかかる情こそ・・・「去来抄」・「うづくまる・・・」その2

こんにちは。 T・たまもです。 昨日の続きです。 「去来抄」を取りあげています。 臨終間際の師匠(芭蕉)を題材に、俳句を作れと言われた弟子たち。 「うづくまる薬缶のもとの寒さかな」 は、丈草の作品です。 他には 「病中のあまりすするや冬ごもり」去…

間もなく死ぬ師匠を題材に・・・「去来抄」・「うづくまる・・・」その1

こんにちは。 T・たまもです。 今回は、古文を取りあげたいと思います。 「去来抄」。 「去来抄」とは、松尾芭蕉の弟子である向井去来が書いた俳句の評論集です。 江戸時代の文章なので、わりとわかりやすい。 今回は、その中から 「うづくまる薬缶のもとの…

美味しいのはRの付く月と言われるのは・・・

牡蠣 こんにちは。 T・たまもです。 牡蠣の旬はRの付く月といわれます。 つまり、冬。 冬に仕入れた冷凍牡蠣がありましてね。 そろそろ食べちゃわないと、と作ったオイル漬け。 冷凍技術が発達したおかげで、塩漬けや乾物や発酵食品等の伝統保存技術はすっ…