T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Small and white, Clean and bright・・・

エーデルワイス こんにちは。 T・たまもです。 この写真は長野県で撮影したもの。 地面近くに咲く花は、なかなかピントが合いません。 世界の高山植物園、みたいなコーナーでしたが、へー、日本でもエーデルワイスって育つんだ~、と、感心したのです。 て…

絶対的に変えることのできない宿命・・・小林秀雄「お月見」

こんにちは。 T・たまもです。 今日は、現代文の中から「お月見」を取りあげてみましょう。 「お月見」は、小林秀雄の短いエッセイです。 私が使った教科書では「天の橋立」という作品と一緒に採録されていました。 小林秀雄といえば、20世紀日本を代表す…

食べられる植物を「野菜」と呼ぶならば・・・読書の時間「都会暮らしから始める道草料理術」

こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は、料理本。 ・・・アウトドア本かも。 大海勝子「都会暮らしから始める道草料理術」晶文社 食べられる植物を「野菜」と呼ぶならば、畑で育てる野菜ばかりでなく、道ばたに生えている雑草にも野菜はあるわけで…

中国原産ながら、ほとんど日本の国花と化している・・・おやつの時間

菊 こんにちは。 T・たまもです。 菊は中国原産ながら、ほとんど日本の国花と化しているのはみなさまもご存知の通り。 四君子(菊、蘭、竹、梅)のうち、日本に自生種があるのは蘭だけらしい。 といっても、現在私たちが「蘭」といって思い浮かべるものかど…

世の中は自分の思い通りに行かない・・・読書の時間「赤い小馬」

こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は小説。 ジョン・スタインベック「赤い小馬」新潮社 スタインベックは、「怒りの葡萄」などで知られるアメリカの作家。 ノーベル文学賞を受賞しています。 この「赤い小馬」は、どちらかというと小品かもし…

「教科書に小説」 という見出しを見て何のこっちゃと思ったら その2

こんにちは。 T・たまもです。 昨日の続きです。 本来、文学的文章が載らないはずの「現代の国語」の教科書に、小説が載っているものがある、というニュースをご紹介しました。 しかも、最多の採択。 高校の先生方だって、日本語のピンからキリまであるのな…

「教科書に小説」 という見出しを見て何のこっちゃと思ったら その1

こんにちは。 T・たまもです。 今日はみちくさ。 「教科書に小説」 という朝日新聞記事(2021/09/12)見出しを見て何のこっちゃと思ったら、来年度から使う「現代の国語」の教科書の話でした。 新カリキュラムになって、高校一年生の国語は現在の「国語総合…

剥いてくれればいくらでも食べます・・・おやつの時間

栗! こんにちは。 T・たまもです。 そろそろ栗の季節ですね。 我が家には殻のある食べ物が大好きな人がいて、ここ何年かお取り寄せしています。 美味しいものを食べるためなら、手を傷つけても時間がかかってもかまわないという熱い情熱。 私はヘタレなの…

一定の収入を国民に保証するべき・・・? 漢文「恒産なければ恒心なし」

こんにちは。 T・たまもです。 今日は、漢文。. 孟子の「恒産なければ恒心なし」を取りあげてみましょう。 孟子曰、「無恒産而有恒心者、惟士為能。若民則無恒産、因無恒心。苟無恒心、放辟邪侈、無不為已。及陥於罪、然後従而刑之、是罔民也。焉有仁人在位…

昨日ハグした相手を今日はナタで殺す・・・読書の時間「生かされて。」

こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は、ノンフィクション。 イマキュレー・イリバギザ、スティーブ・アーウィン「生かされて。」PHP研究所 1994年、アフリカ・ルワンダでの大虐殺を生き延びた女性の手記です。 映画「ホテル・ルワンダ」…

食べるとふわっと香る・・・おやつの時間

青紫蘇餅 こんにちは。 T・たまもです。 画像は青紫蘇餅。 大葉が巻いてあるのがわさびあん入り。 ほんのりピンクがかっているのは梅あん入り。 生地には全部大葉のみじん切りが混ぜてあります。 食べるとふわっと紫蘇独特の香りがします。 以前、青紫蘇の…

鳩との攻防戦顛末記

こんにちは。 T・たまもです。 今日はみちくさ。 6月に、鳩が巣作りの物件探しでベランダにきてうるさい、と言う話を書きました。 その後、どうなったか気になる人もいると思うので、ご報告したいと思います。 コホン。 結論から言うと、防止対策を徹底し…

人は見かけによらない・・・? 読書の時間「谷崎潤一郎文学の着物を見る」

こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は、評論? 着物本のコーナーにありましたが。 大野らふ・中村圭子「新装版 谷崎潤一郎文学の着物を見る」河出書房新社 文学でなくても、 「服装=自己主張」 であることはまちがいない。 「センスがない」 …