2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介するのはファンタジー。 児童文学です。 私が読んだのは大人になってからですが、傑作だと思います。 ジュリー・アンドリュース「偉大なワンドゥードルさいごの一ぴき」TBSブリタニカ 作者はあの、アカデミー賞…
こんにちは。 T・たまもです。 昨日の続きです。 谷川俊太郎「兵士の告白」、三好達治「灰が降る」、茨木のり子「私が一番きれいだったとき」を授業で扱ったというお話をしています。 「灰が降る」は、米ソの冷戦時代を反映して、核戦争後の世界をイメージ…
こんにちは。 T・たまもです。 原爆をテーマにした文学の話が続きました。 今日は、B「第二次世界大戦以外」の教材で、授業をしたお話をしたいと思います。 詩歌の学習をするに当たり、どうせならということで、すべて戦争をテーマにした詩にしたことがあ…
つるのこ餅型のすあま こんにちは。 T・たまもです。 すあまというお菓子をご存じですか? 冷めているのに甘い、柔らかいお餅。 大福とちがってあんこも入っていないし、食感ももちっというか、もさっというか、やはり不思議な歯ごたえです。 私は子どもの…
こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は、評論。 ラフカディオ・ハーン「神国日本~解明への一試論」平凡社 ハーンと言えば、「怪談」で知られる日本好きのアメリカ人。 と思っていたら、そもそもはアイルランド人の父とギリシア人の母を持つギリ…
こんにちは。 T・たまもです。 八月なので、平和に関する教材について考えています。 原爆の教材だけでこんなに長くなるとは。 今日は、「長崎の原爆」を扱った作品について。 第二次世界大戦のうち、2「長崎の原爆」を扱った作品で私が授業をしたことがあ…
こんにちは。 T・たまもです。 八月なので、平和に関する教材について、ということで先週の続きです。 「広島の原爆」を主題にした作品でもうひとつ授業したことがあるのは現代詩。 石垣りんの「挨拶」です。 「挨拶~原爆の写真に寄せて」は、職場に広島の…
シフォンケーキ こんにちは。 T・たまもです。 先日、知人にシフォンケーキをいただきました。 「朝焼いたの~」と、軽く言われましたが、私はちょっとあわてましたわ。 「カンタンなのよ~」と艶然とほほえんでいましたが、卵白を泡立てるのが苦手な私とし…
こんにちは。 T・たまもです。 昨日は投稿した気でいたら、なんと単に書き忘れていたという始末。 忘れないように、なるべく同じような時間に投稿するようにしているのですが、ちょっと野暮用が入ったりすると、てきめんに忘れます。小学生か。 さて、とい…
こんにちは。 T・たまもです。 先週から引き続き、平和に関する教材について。 高等学校の現代文で良く扱う戦争文学にはいくつかのジャンルがあります。 まず、大きなくくりで A「第二次世界大戦」か、 B「第二次世界大戦以外」。 次に、Aの中で 1「広…
かき氷 こんにちは。 T・たまもです。 やっと夏らしくなってきた、というか、すでに溶けそうな気温ですね。 暑い夏のお供といえば、アイスクリ-ムやかき氷といった氷菓です。 冷凍技術が発達していなかった時代は保存してあった冬の氷を削るとか、万年雪を…
こんにちは。 T・たまもです。 今日ご紹介する本は、全集の1冊です。小説と詩が入っています。 日本の原爆文学1「原民喜」ほるぷ出版 この「日本の原爆文学」は原爆をテーマにした作品を集めて編纂された選集です。 この第1巻の原民喜を始め、大田洋子、…
こんにちは。 T・たまもです。 昨日から、八月なので、平和に関する教材について考えています。 もう少し、回想してみます。 私は個人的には、どうせ修学旅行の事前学習で国語でも扱うのなら、上質な作品が教科書に載っているのはありがたいと思っておりま…
こんにちは。 T・たまもです。 八月なので、平和に関する教材について、考えてみたいと思います。 日本の国語の教科書は小学校から高校まで、学年にひとつは近代の戦争を主題またはモチーフにした作品が入っています。 学習指導要領では絶対やらなきゃいけ…
蓮 こんにちは。 T・たまもです。 泥水から立ち上がる長い茎にゆったりと咲く多弁の花はいかにもすがすがしく美しいものです。 似ている花に睡蓮もありますが、花の大きさがずいぶん違います。 仏様が座れそうな大きさですよね。 これは上野の不忍池で撮影…