こんにちは。
T・たまもです。
カステラを作りました。
台湾カステラではなく、和風のいわゆる、「かすてら」です。
カステラ一番、電話は二番、って、クマの人形がフレンチカンカンを踊る文明堂のコマーシャルをご存知ですか。
結構有名なコマーシャルだから、リアルタイムじゃなくても、「なつかしの名作CM」みたいな番組で見たことのある方もいるのでは。
ということで、東京育ちの私は、カステラといえば文明堂しか知らなかったのです。
長崎でいかにも老舗という感じの立派なお店(おたなと読みたい感じ・・・)を見たときは感慨深かったですわ。
でも、バスガイドさんが長崎おすすめとしてあげたブランドは、福砂屋。
聞いたことなかった。
でも、言われたとおり買って帰ったら、しっとり感が抜群で美味しい。
良く探したら、東京にも支店がありました。
ただ、賞味期限が一番短い気がします。
一番歴史が古いのは松翁軒。
いまでも県外にほとんどお店がないそうです。
これもお土産でもらったけど、濃厚で美味しい。
で、何の話かというと、カステラに関しては買うのが正しいと思ったという話です。
なにしろ卵の力だけでふくらませるお菓子。
温度計を使いつつ温度を上げたり保ったり、比重も正確に測らないといけません。
そうしてできた種を枠に流し込んでから、
「いい種ができましたねえ。上手くふくらむといいわねえ」
と、ほほえむ先生。
って、いい種でもふくらまないときがあるらしいのです。
オーブンに入れてからも何度か温度を調整。
繊細というより職人技の世界だわ・・・と思ったことでした。
結果は、ごらんのとおり、美味しくきれいに焼き上がったんですけどね。