T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

読書の時間 「高山右近」

こんにちは。

今日は、用足しに外出したら、背負ったリュックの背中が暑くて、もう夏だな~と思ったT・たまもです。

今日は、本の紹介です。

加賀乙彦著「高山右近講談社

歴史小説・時代劇、スキなんです。
ひとくくりにすると怒られそうですが。

戦国時代の武将の中でも、異彩を放つキリシタン大名高山右近
ジュスト(義人)という洗礼名にふさわしい、まことの武士。
勇猛果敢にして誠実、無欲、高潔。人望も厚く。

秀吉も家康も、右近を殺したくなかったんだろうなあ、と思います。
こういう人を家来にできたら、と支配者は思うのだが、
こういう人を召し抱えるだけの見返りを、支配者は用意できないのですよ、価値観が違うから。
そういう意味では、危険人物なのでしょう。