こんにちは。
T・たまもです。
きょうはみちくさ。
先日、「サバサバ」という形容を女性に使いがちなのは、という新聞記事を読みました。
3人の識者がそれぞれ寄稿していました。
お一人は、男性が、女性を評していうときは、「女にしてはサバサバしている」と言う使い方をすると。
つまり女はねちねちしているものという標準が男にあるからそういう表現になるのdすです。
(なるほど~、でも平均取ったら男の方がねちねちしてるやつ多くないか?とは、私の感想)
もうお一人は、男はいつもジャッジする側なので、女性の行動に「女子力」を求めるだけでなく、性格にまで「サバサバ」を求めるようになった、と。
最後のお一人は、「ほんとうにサバサバしている人」なんて想像の産物に過ぎない、と。
共通しているのは「サバサバしている女」は、男性社会が望む女性の姿だということです。
例えば、男のようにつきあえるこびない女。
それでいて、男が困るなら潔く身を引く女。
逆に男がためらうならサジェスチョンする女。
・・・なんか、ファム・ファタルの反対版?
女性はその場に応じて役割を演じ分ける能力が高いので(先天的ではなく、人生経験を通してね)、好きな男のためならついサバサバしちゃうのよ。(これも私の感想です)
では、好きでない男になら・・・?
メリットがなければ、しません。
義理や恩や忠義のためなら、ひょっとしたらあるでしょうけど。
私はメリットがないのに、退職したイヤな上司のために宴会でデュエットなんかしたくない。
メリットがなければ演じないということで思い出しました。
昔、男子が5人、女子が30人のクラスを作ったら男子がダメになった、という話。
フツーの男子じゃ、女子はちやほやしないので、発言でも役割分担でも着替えでも気を遣われず、そのくせ「男なんだから」と容赦なく体力仕事は押しつけられる・・・そりゃフツーに育った男子(立ててもらってきたことに気づいてない)ならつぶれるよね・・・。
ちなみに、男女比が逆のクラスでは、フツーの女子(もちろんサバサバしてるわけではない)なのにお姫様扱いだったとか。
演じていたのは男子の方らしい。