2019-08-30 読書の時間 「小説十八史略」 読書の時間 こんにちは。 T・たまもです。 今日紹介する本は、歴史小説です。 陳舜臣「小説十八史略」(一)~(六)講談社 「歴史は人である」というのを実感する面白さ。 神々の時代から元に至るまでの中国の歴史。一気読みでした。 「十八史略」は、そもそも子ども向けに書かれたと言いますが、いったいどういう子ども向けなんでしょう。 立ち現れる歴史上の人物たちの生々しさ、人間くささ、あほらしさ、美しさ、切なさは、中国史書の質の高さなのか、陳舜臣のうまさなのか。 歴女、歴オタを自認する方には是非!読んで頂きたい名著です。