こんにちは。
T・たまもです。
今週は小論文の練習問題のテーマとして、「少子高齢化」を考えています。
昨日は前提として、日本社会に
「生まれた子どもが成人まで育つ環境」
「長生きできる環境」
が整った以上、少子高齢化は必然であり、それをどうこう言うよりも少子高齢化に伴う問題を考えた方が良いというお話をしました。
今日は、高齢化に伴う問題について。
高齢化に関しては、医療の発達で長生きする人が増えたこと自体は喜ぶべきことです。
周りを見ても、年齢不詳の若々しいお年寄りが多いですね。
ただ、高齢者が総人口の14%を越えれば、「医療関連費用」「年金」の公的負担が国や自治体の財政を圧迫します。
また、「介護」「医療」にかかる人手不足が起きます。
解決策は主に3つ。
①高齢者を減らす。
②税収を増やす、または節約する。
③労働力を増やす。
当然ながら、①は非現実的です。
ただ、「高齢者」の定義を変えることはできます。
それが解決につながるのかは分かりませんが、健康寿命を伸ばすという意味ならば、目の付け所はいいのかも。
②は、消費税率の引き上げや介護保険料等の値上げなどが考えられます。
年金の受給年齢の引き上げもこれに類するでしょう。
③は高齢者の就労、外国人労働者の受け入れ、最低賃金の引き上げや公的補助による、介護業界への若者の就労テコ入れなどが考えられます。
なにか他にハッとするような斬新なアイディアや視点はありませんか。