T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

読書の時間 「カラスの教科書」

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日から春休み。

 本来の休みの期間に入ったので、子どもが遊んでいても白い目で見られなくて済むようになるのかな・・・と思っていたら、今度はオトナも出歩いてはいけなくなりそうです。

 私自身は、ちょっとした家庭内サバイバルの実験ですが、出かけなくては生活できない方も大勢いるはずですから、ほんとうに早く終息して欲しいものです。

 

 今日紹介するのは、ノンフィクション・・・一般向けに書かれた研究書?そういうの、なんて言いましたっけ。

 裏表紙には「入門書」とあり、著者は「狂歌書」が一番正しいと書いています。

 東京大学出身のかたより、京都大学の出身のかたのほうが、総じておもろい文章を書くような気がします。

 そもそも関西生まれということもあるのでしょうか。

 

松原始 「カラスの教科書」講談社

 

 最近、阿部智里の八咫烏シリーズを読みました。

 で、阿部さんが「おススめの本」と紹介していた上記を読んだというわけです。

 カラスって、童謡や絵本に出てくるイメージは、「カア」とか「アホウ」という鳴き声が間抜けなせいか、なんだかカワイイ。

 カラダが黒いのと、死肉をついばむせいでホラーなイメージもありますね。

 八咫烏だけはちょっと凜々しかったりする(そう思うのは日本人だけ?)。


 この本によると、鳥としてはかなり「賢い」のに、やっぱりお間抜けでカワイイのでした。