こんにちは。
T・たまもです。
西王母(さいおうぼ、せいおうぼ)というのは、中国の神話に出てくる一番偉い女性の神様。
その女神が所有する「蟠桃園」で、実るのが不老不死の仙果「蟠桃(ばんとう)」。
蟠桃は座禅桃ともいって、中国始め各地で育つ品種らしいです。
各地、といっても珍しい品種らしく、私も見たことありません。
写真ではりんごをつぶしたような感じでしたが・・・。
白桃の一種に、「西王母」という品種もあるらしい。
ややこしや。
このお菓子は、もち生地に黄身餡を入れたもの。
桃太郎が中にいそうな、きれいな逆ハート型に成形してあります。
桃っていったらこの形よね。
ピンクの生地と黄緑色の生地を重ねているので、餡の黄色が透けてなんとも言えない色に見えます。
まぶしてあるオブラート粉のせいでちょっと光っていたりもする。
蟠桃では、よくわからないので、「西王母」という名前にしてあるのでしょう。
西王母だってよくわからない?
少なくとも高貴な感じはするじゃありませんか。