明けましておめでとうございます。
T・たまもです。
虎は毘沙門天の神使。
猛獣としては、アジアの王者ですね。
ライオンよりも派手な柄は、その美しさゆえに昔から衣服や壁掛けにされ、骨や内臓は漢方薬として珍重されてきました。
WWFのホームページに寄れば、20世紀の初めにはアジアの広い地域に10万頭ほど生息していましたが、現在では4000頭ほどが限られた地域に生息するだけとなっているそうです。
激減の原因は、もちろん人間による開発と密猟です。
「苛政は虎よりも猛なり」
とはたしか孔子の言葉でした。
虎がヒトを食べちゃう事故が普通にあった時代もあったのにね。
現代なら「苛政は虎を駆逐できる」と解釈できるのかも。
勇猛と孤高と美と。
今年も波乱含みの年となるのでしょうか。
良い年になりますように。