T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

「紅白」は、そもそも・・・

 こんにちは。

 T・たまもです。 

 今日は七草ですね。

 お正月気分も今日までかしら。

 今日もみちくさです。 

 年末の紅白歌合戦が最低視聴率だった、とニュースで聞きました。

 まあ、最近は合戦と言うより和睦の宴会みたいですものね。

 私も実は今回は見なかったクチ。

 つらつらと原因を考えるに、ひとつは知らない歌手、知らない歌が多い、ということ。

 昔、両親が「最近は知らない歌手ばっかりで・・・」とこぼしていたのを鼻で笑っていたものですが、私も同じことを言う歳になりましたわ。

 もうひとつは、やはり「合戦」感がなくなってきたからなのではないかと思います。

 こう言うと、「男対女」の対決なんて時代錯誤だとか、勝負だの合戦だの対決だの、現代のショーにふさわしくないとか反撃されそうですが。

 もちろん、私も「男対女」という構図でやたらと勝負を強調する演出にはへきえきしていたんですよ。

 でも、「競争」や「勝負」には、やっぱり人を引きつけるドラマがあるんです。

 スポーツなんて良い例でしょう?

 現代にふさわしいチーム作りと勝負の方法を考えればいいんじゃないかと思うのです。

 「紅白」は、そもそも平家と源氏の戦争からの連想です。

 赤が平家の旗、白が源氏の旗。

 歌合戦は、「歌合わせ」からの連想でしょう。

 平安時代辺りの雅で大がかりな遊びです。

 同テーマの2首どうしで優劣を競いました。

 審判が優劣を付けるのが普通だけれど、決められないときに御簾の陰で帝が片方の歌を口ずさんでいたのでそっちを勝ちにしたなんてこともあったとか。

 歌合わせは歌手ではなく作者が名誉を得ますけどね。

 ということで、出身地とか年齢とか名前の五十音とかくじ引きとかでチームわけしたらどうでしょう。

 チーム分けの様子もライブしたら面白いと思う。

 チームが決まったら、NHKが「片思い」とか、「家族」とかお題を人数分出す。

 たとえば、アイドルと演歌の大御所が「片思い」をテーマにした歌をそれぞれ歌ってどっちが良かったか投票するの面白いと思うんだけどな。

 その人の持ち歌ならなんでもヨシにしたら、できそうな気がします。