T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

卒業式で袴と・・・・・・

 こんにちは。

 T・たまもです。

 きょうはみちくさ。

 先週、元同僚が卒業式に袴を着るというので、着付けの手伝いに行ってきました。

 袴は、普通の着流しと違って、おはしょりや帯結びなどにそれほど神経質にならなくて良いので、私のような素人でも着せ付けが出来るのです。

 といっても、youtubeで予習はしましたけどね。

 卒業式で袴と言えば。

 最近は大学生だけでなく、幼稚園から小学校でも着る子は着るようですね。

 フィーバーしすぎて

「お金がかかる」

「それでなくても緊張するのに着慣れないモノを着たら体調を崩す」

 というので、一律禁止!と通達する小学校もあるとか・・・。

 お金がかかる、って、洋服を買ったって同じでは?

 と思ったりしますが、たぶん、着物と袴をレンタルするだけなら洋服と変わらない。

 けど、着付けとヘアメイクを美容院に頼めば、そりゃあ、お高く感じるかも。

(個人的には、子供の着付けとヘアならママ美容室でもじゅうぶんだと思うけど)

 しかも、美容師さんは着崩れないようにガチガチに着付けます。

 本人は着慣れてないから、どこなら緩められるのかわからない。

 体調崩すヒトも出そうです。

 それは大人も同じで、

「早く脱ぎたい!」

 と思いながら卒業式に臨む大学生も多いことでしょう。

 写真だけ撮るなら、小学生に袴はもったいないと思うよね。

 でも!

 女子の袴姿は年代を問わずよろしいものです。

 昔、保育園の園長先生が卒業式に袴を着ていましたが、とても素敵でした。

 教員は、卒業式に袴を着る方は多いです。

 私も卒業生の担任のときは袴でした。

 なんですが、最後の学校では、袴ではなく訪問着に二重太鼓という、来賓や保護者とおなじ着姿の先生がいらして、それはそれは素敵でした。

 「私もやってみたかった・・・」

と後悔したものです。

 要するに、和服で卒業式はカッコいいという話でした。