こんにちは。
T・たまもです。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか。
私は、次女が家族で遊びに来たので、近くの公園にピクニック。
こんなことができるようになったのね、というべきか。
こんなことくらいで楽しめて、良いことだというべきか。
今日ご紹介するのは画集です。
高橋真琴「ロマンティック 乙女スタイル」パイインターナショナル
高橋真琴と言えば。
お星様満開のつぶらな瞳、縦巻きロールの髪に花付きリボン、レースやフリルのドレスを着た美少女がお花もりもりの中にたたずむイラストレーションで一世を風靡したお方です。
私にとっては、内藤ルネと並ぶ子供時代の憧れのイラストレーター。
筆箱やらメモ帳やら下敷きやら買ったものです。
田村セツコや水森亜土も好きだったけど、高橋真琴の上品さはモチーフのせいもあって群を抜いていましたわ。
この本以外にも画集は色々出ているのですが、この本はテーマごとに高橋さん自身の解説がついていて良かった。
「変わらないなあ」と思っていた画風も、年代によって少しずつ変化しているのでした。
私は70年代あたりの、ちょっときりっとした感じの少女が好き。
90年代あたりからはふんわりおっとりした感じが強くなります。
娘というより孫のイメージになっていくからかしら。
去年、ちょっとした個展に行ったときは、
「在廊予定でしたが体調不良につき云々・・・」
のお知らせが貼ってありました。
コロナ禍の中、米寿にしてご活躍。
お疲れのありませんようにと思ったことでした。