こんにちは。
T・たまもです。
今日ご紹介する本は、子供向けではありますが、教養本です。
私は物知り本、と呼んでいるジャンル。
タータンチェック、奥深い歴史ある柄。
バリエーションの豊かさは、マドラスチェックと並んで目を見張るものがあります。
チェックと言えば、アーガイルチェックやギンガムチェックも可愛いですね。
千鳥格子(これだけは直線の組み合わせではない!)にグレンチェック、オンブレチェックも良いですよね。
日本語では格子と言います。
格子縞とも言うように、縦縞と横縞を組み合わせたのがチェックです。
でも、「check」は、チェス盤の模様から来ているらしい。
つまり、いわゆる市松です。
日本人は縞の組み合わせと見ますが、西洋人は四角形を並べた模様と見たわけです。
タータンチェックは、縦横同じパターン(セット)を配置したチェック、という定義があるので、さらにややこしいのでした。
マドラスチェックがランダムな配置なのに対して、なかなかシビアです。
しかも、ハイランド由来のこのチェックは、紆余曲折の歴史を経て、今ではスコットランド・タータン登記所、というお役所がタータンチェックの登録を一手に担っています。
ここに登録していないとタータンチェックを名乗れないんですって。
そうするとあの○勢丹も・・・。
ちなみに、バーバリーはタータンじゃなくってハウスチェックと言うらしい。
で、この本では、オリジナルのタータンチェックをデザインしているのでした。
いいなあ。