T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

学校見学などの問い合わせや予約の電話をかけるとき

 こんにちは。  

 T・たまもです。 

 夏休みに入りましたので、オープンキャンパスも花盛り。

 夏休み前に、「オープンキャンパスに行くなら」と、先生はいろいろ生徒に注意していることと思います。
 いわく、「制服ならきちんと着ていく」とか、「あらかじめ下調べして、質問事項をまとめておく」、とか。


 今日は、学校見学などの予約や問い合わせの電話のかけ方を検討したいと思います。
 たぶん、「当然できること」として、あまり指導をしないと思いますから。
 少なくとも中学生がかける電話は、となりに保護者がいるとおぼしき状況にも関わらず、けっこう物足りない内容が多いのです。

 これはひょっとすると、部活などで外部交渉しなれている経験もあるかどうかという問題かもしれませんが。

 さて、高校生なら、どうでしょうか。


 オープンキャンパスでの模擬講義の申し込みを例にとりましょう。

 「(ぷるるるる)はい、〇〇大学入試課でございます」
 「あっ、えーと、8月4日なんですけど」
 「はい、オープンキャンパスのお問い合わせでしょうか」
 「あ、はい」
 「どういうお問い合わせでしょうか」
 「えーと、××先生なんですが」
 「××教授の、模擬講義のご予約でしょうか」
 「そうです」
 「××教授の模擬講義は午前午後2回ありますが、どちらを」
 「え、あー、どうしようかな、午前は何時からですか」
 「10時からです」
 「午後は」
 「2時からです」
 「何時までかかりますか」
 「1コマ90分です」
 「じゃあ午前の回で」
 「では恐れ入りますがお名前と在学校名、学年、それから連絡先をお教え願えますか」

 

 これくらいにしましょうか。
 いかがですか。

 普通の問い合わせの電話だよね、と思いましたか。
 これが第一志望の大学への問い合わせなら、私が××教授なら、ものすごーく不安な受験生です。

 入試課の担当者もオトナの対応をしてらっしゃるけれど、内心アレレと思っているのでは。


 何が不安の元かおわかりでしょうか。
1、最初に自分が誰か名乗らない。
2、何の問い合わせなのか自分からいわない。
3、予約内容を決めていないというか、調べてさえいない。

 続きは、また明日。