T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

学校見学などの問い合わせや予約の電話をかけるとき(つづき)

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今週は、学校見学などで予約や問い合わせの電話のかけ方を検討しています。

 前回、

1、最初に自分が誰か名乗らない。
2、何の問い合わせなのか自分からいわない。
3、予約内容を決めていないというか、調べてさえいない。

ような電話は相手が不安になるということを書きました。

 さすがに内容を調べないで電話をかける生徒は少ないと思いますが、中学生だと、「その回は満席です」と言われて「え」と、絶句してから「おかあさん、〇日ダメだってー」(丸聞こえだって!)と叫んでいる受験生は少なくありません。


 では、お手本。
 「(ぷるるるる)はい、〇〇大学入試課でございます」
 「あっ、こんにちは、△△高校3年生の〇◇〇◇といいます。8月4日のオープンキャンパスで行われる模擬講義の申し込みをしたいと思ってお電話しました」
 「はい、どの模擬講義をご希望でしょうか。すでに満席の講座も多いのですが」
 「××教授の、『身近な法律講座』午前の回を予約したいのですが、まだ大丈夫でしょうか」
 「はい、それは今のところまだ余裕がございます。では恐れ入りますがもう一度お名前と在学校名、学年、それから連絡先をお教え願えますか」

 

 お手本のポイントは何でしょうか。
1、最初に自分が誰か名乗る。

 初めに挨拶(朝ならおはようございます、昼間ならこんにちは)するのもいいですね。
2、何の問い合わせなのか自分から言う。

 相手が別の人に取り次ぐかどうかの材料になります。
3、予約内容を決めておく。

 できれば第2希望まで決めておくといいですね。

 

 どうせもう一度名前や学校は聞かれるのだから、という問題ではありません。

 お手本の高校生は、最初にきちんと自分の情報を伝えることで相手の負担を軽くしていると思いませんか。

 相手先の電話には、問い合わせの高校生だけでなく、いろいろなところからいろいろな用件で電話がかかってくるはずです。

 出た瞬間にどういう人がどういう用件でかけてきたのかわかれば、素早く対応の判断ができます。

 そういう想像力を持ちたいものですね。