こんにちは。
T・たまもです。
今日紹介する本は、グルメ・エッセイ。分類的にはノンフィクションというか、ルポになるらしい。
マイケル・ブース「英国一家日本を食べる」亜紀書房
続編も出ている人気シリーズの第1作。
ブースさんはもちろん、イギリス人。
イギリス人は酒とお茶とお菓子以外は食べ物に関して興味がない人種という仮説を私は立てております。
もちろん、小説なんかを読んでいると、貴族の食事なんてそれはそれは贅沢で、美味しそう。
でも、それは筆の力による気がします。
イギリス人は世界一話が上手な人種というのも私の持説です。
ということで、イギリス人がご飯のお話をすると、とてもステキなことになるのです。
ブースさんは、もしかしたら日本人よりも強い興味を持って日本料理、もしくは日本の食材と相対している感じです。
「もう一度、ちゃんと食べてみよう」と、読んでいて何度か思ったのでした。
あと、イギリスの名誉のために付け加えると、最近はイギリスでも「本当に」美味しい料理は珍しくないそうです。行って確かめてみたいなあ…