T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

好きな動物はなあに?

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日は、道草。

  

  昔、「好きな動物はなあに?」と、聞かれたことがあります。
 「ん~、きりんかな」
 「ほかには?」
 「ねこ」
 「まだある?」
 「う~ん、鳥?」
 「なるほど~」
 どうして?と聞くと、その人は、笑いながら答えました。
 「これって、自分をどう考えているかの心理テストなんだって」


 いわく、最初に答えた動物は、他人からこう見られているだろうという自分。
 君は背が高いからね。


 2番目に答えた動物は、自分が思っている自分。
 マイペースを自覚してるでしょ。


 最後に答えたのはあこがれている自分。
 自由に飛びたいんだ。


 「なるほど」と、今度は私が言いました。


 こんな会話を思い出したのは、就活の面接で「自分を動物にたとえると?」という質問があった、という新聞記事を読んだから。
 面接官さん、それはあまりにもストレートな質問でしょ。
 私ならきっと、「狼、味方がいなくても正しいと思ったことを主張できますから」くらい言ってしまいそう。
 ある意味、本音を引き出せるかもしれないけど、盛ってしまうのではなかろうか。