T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

面接練習の前に、想定問答を作成する

こんにちは。

T・たまもです。

 

今日も、ひきつづき面接対策の作文についてです。

 

日本の入試の面接にはある程度の型があります。
 「進路のしおり」などには想定質問がいろいろ書いてあると思います。

 まずはそれに対して自分なりの答えを書いておく必要があります。


 当たり前の質問が多いので、馬鹿にしてその場で考えて言えばいいと思う生徒もいますが、模擬面接にせよ、本番にせよ、緊張しますし、どんな質問があるかわかりませんから、ひととおりの答えを準備しておくことは時間の節約のためにも大切です。


 そのとき作る文章のコツは、一文を長い文章にしないこと。思いの丈をすべて言いたくて、つい長ゼリフを書いてしまいますが、当然ながらそんな長ゼリフは書くは易く、言うは難しです。

 

 作成した想定問答は、時間があれば模擬面接の前に添削しましょう。
 添削のポイントは、長ゼリフを短く切ることと、結論を最初の答えに持ってくることです。


 たとえば、推薦入試を受験した理由として、

「私は中学生の頃から〇〇になりたいと思って、部活を3年間続けてきて、身についた礼儀と根性を生かして、入学したら実習や研究を頑張れる学校を探していて、この学校だと思い、推薦があるならチャンスを生かそうと思って推薦入試にチャレンジしました」という答えを作ってきたら、
「入試のチャンスをすべて生かしたいと推薦にチャレンジしました。

この学校は私の実績を生かせる学校だと感じているからです。

私の実績はクラブを3年間続けて身についた礼儀と根性です。」

のようにするということです。