こんにちは。
T・たまもです。
昨日に引き続き、「少子高齢化」をテーマにした練習問題です。
今日は生産労働人口の減少について。
少子高齢化が進めば、15~60才くらいのいわゆる「働ける」人が減ります。
当然、税収の減少、国力の低下を招きます。
もし、昨日書いたような少子化を止める政策をとれば、さらに財政は圧迫されます。
公的負担が高齢者と子どもに集中するからです。
人手不足もさらに進むでしょう。
解決策は主に3つ。
①労働人口を増やす。
②労働生産性を上げる。
③生活の仕方を変える。
①は、外国からの移民や、高齢者・障害者・主婦等の潜在的労働力の発掘、最低賃金の引き上げなどが考えられます。
②は機械化、AIの活用などが考えられます。
③は、不便を受け入れる、つまり24時間営業をやめるとか、宅配でなくコンビニに受取に行くなどが考えられます。
うーん、書きながら「焼け石に水」ということわざが浮かんできました。
この生産労働人口の減少については、もしかすると少子高齢化に伴う問題の中でもっとも深刻なものかもしれません。
しかも、労働、税金、国際化といった複雑な話が絡んできます。
切り口によってはいろいろなテーマに発展しそうですね。