こんにちは。
T・たまもです。
阿豆佐見天神社は安産子授けの御利益もある神社です。
ある同僚はかつて通りかかったとき、「おっ、ここか!」と車中より片手で拝んだところ、すぐに子宝に恵まれたとか。
「霊験あらたかって、このことですよ」と笑っていましたっけ。
ホントかいな。
その境内にあるのが猫返しで知られる蚕影神社。
猫ちゃんの狛犬(なんのこっちゃ)がいる~、と思いましたが、阿豆佐見天神社ホームページによると正式には「ただいま猫」というらしい。
お蚕さんの天敵はネズミなので、ネズミを退治する猫が守護獣というわけです。
狛犬は守護獣だそうですから、そうすると、猫の狛犬と最初に思ったのはあながち間違いではないようですね。
でも、お社の前にはちゃんと狛犬もペアで鎮座していました。
いずれにせよ、うさぎやきつねのような神使ではないのですね。
狛犬は元々は獅子とバディを組んで神仏をお守りしていた空想上の神獣だそうです。
犬ではないのですって。それが証拠に古い形のものには角があります。
歴史がくだるうち、獅子と姿が混同され、本来の姿を知らぬ職人さんにより好き勝手に改変されていった模様です。(『馬込と大田区の歴史を保存する会』、「100万人の狛犬講座」ホームページ他参照しました。勉強になるなあ。)
そもそもは犬夜叉のパパみたいなもの?
それも「犬」に引きずられた誤解なのかしらん。