こんにちは。
T・たまもです。
昨日の続き、徒然草のなかの猫又の話です。
妖怪とか化け物、と今でこそ呼ばれるけれど、実はその昔は種族として実在していたのだといいます。
絶滅して、伝説にしか残っていないのですって。
つまり、巨大隕石の衝突で気候変動が起きて、その影響で恐竜が滅んだ、みたいなことが、ケンタウロスやハルピュイアや脛長族にも起きたというわけ。
そういえば、恐竜はドラゴンの一族と言えるではありませんか。
たとえば、ノアの箱舟で有名な大洪水。
この洪水はあちこちに伝説が残っているので、史実としてあった洪水らしいので(もちろん、複数回の洪水が神話化の過程でひとつの洪水とまとめられているのでしょうが)、ノアの箱舟に乗れなかった種族が絶滅したとかね。
なんて話を脱線ついでにすると、生徒は妙に喜びます。
猫またと思ったのは、愛犬が主人が帰ってきたのでうれしくて飛びついたのでした、というのが話のオチなのですが、姿が見えない、正体がわからないモノは、化け物と変わりません。
極端に言えば、自分の後ろにいるモノとか、面をかぶっているモノとか、声は家族でも、正体は妖怪かもしれない。
電気やウイルスも、昔の人にとっては一種のもののけです。
いいえ、現代人にとっても、実はあまり感覚は変わっていないのかもしれませんね。