こんにちは。
T・たまもです。
きょうはみちくさ。
お雑煮戦争のおはなしです。
新婚家庭ではそれぞれ育ってきた家庭の異文化衝突がままあります。
有名なのが「お雑煮戦争」。
それまで、少々味付けに違和感があるとか、料理のレパートリーが偏っているとか、甘~い新婚生活のおかげで、さほど気にならなかった献立。
それなのに、ことお雑煮(おせち料理を含む)に関してだけはなぜか別。
奥さんが作ったお雑煮に対する、夫の「これはお雑煮じゃない」という言葉で初の夫婦げんかに発展するのです。
まあ、もしかすると奥さんが作るという時点ですでに火種はあるのですけどね。
かくいう我が家も例外ではありません。
私の実家は江戸風のすまし汁仕立て、鶏肉と大根人参小松菜に焼き餅。
夫は
「お雑煮じゃない」
とは言いませんでしたが、夫の実家では
「どこかでお袋が習ってきた鶏ガラスープにナルトと長葱と小松菜に焼き餅だ」
と。
お義母さんは確か中国地方出身のはず。
牡蠣とかブリとか魚介系が具に入るのが特徴らしいが、それとも違うのだそうだ。
「ちょっと煮てトロンとした餅が美味いんだよね~」
って、実際に夫の実家で食べたお雑煮は、私にとっては新感覚でたしかに大変美味しゅうございました。
続く。