こんにちは。
T・たまもです。
この間、横書きの公文書で使われてきたコンマを見直すというニュースを新聞で読みました。
横書きにはコンマとピリオドを使うのが本来の原則である、ということは、知らなかったわけではないけれど、公文書はそれがお達しだったんだ~と、なんだか新鮮に読んだニュースです。
なんでも、最近はテンで書かれたものが多くなってきたので見直す、って、今ごろかいという感じですが。
中学生のころ、数学の教科書で、テン(読点)とマル(句点)ではなくコンマ(読点)とピリオド(句点)が使われているのを見て、なんだか「おお、サンスウではなくスウガクっていう感じ?」と妙な感慨を覚えたのを思い出しました。
考えてみれば、おそらく理科や社会科の教科書も、コンマとピリオドだったのかもしれません。
が、数学が一番印象深い。
で、何の話かというと、作文指導で私がコンマとピリオドはほぼ無視してきたという話なのです。
新聞記事は横書きでもテンとマルが主流だと思います。
国語の教科書と新聞といえば、数少ない縦書きの牙城。
みんな作文を書くときにはお手本にしますね。
したがって、縦書きでも横書きでもテンとマルが主流になるのは致し方ない。
今、手元にある横書きの本を何冊か見てみました。
数学系の本はコンマとマルを使っている本がほとんどです。
コンマとピリオドは一冊だけ。
その他はみんなテンとマルでした。
つづく。