T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

もしかして放映権を買ってないんじゃ・・・?

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日は、みちくさ。

 北京オリンピック、ご覧になっていますか?

 ウチにも羽生君を息子と思っている人がいるので、フィギュアスケートはだいたい見ています。

 そして、彼はもともとスキーをする人なので、スキー種目をとても楽しみにしています。

 そんな彼が、今回(というか、スポーツの大会の時はいつも何かしら吠えているのですが)特に怒っているのは、

「なんでこんなにアルペンの放送が(少)ないんだ!」

ということ。

 アルペンと言えば、スキー種目の中でもジャンプ、クロスカントリーと並んで花形種目のはずですよね。

 しかし、近年フリースタイルやスノーボードにその座を明け渡した感があります。

 でも、それはたぶん、日本選手がいないから。

 日本選手がいれば、放映があるんですよ。

 フィギュアスケートだって、以前はアイスダンスやペアなんて、金メダルカップルの演技しか(それもハイライトだけとか)放映しなかったでしょう。

 今回はじっくり見せてくれました。

 いや、それはそれでいいことなんですよ。

 彼が腹を立てているのは、放映の構成です。

 過去の映像やインタビューで延々と前振りし、やっと本番放映。

 その後はまた本番の復習とゲストの解説、インタビューで延々と引き延ばす。

 昔のNHKはしなかった構成だな・・・と私も思います。

 「過去の映像を何度も見せるくらいなら、他の種目の、せめて一位だけでも放映したっていいだろ?NHKなんだから!」というのが彼の主張です。

 「もしかして放映権を買ってないんじゃないかな?」と、私は言ってみました。

 弁護する気はありませんが。

 「日本選手がいないと視聴率取れないし・・・」

 でも、今日、男子アルペン複合の放映をしていました。

 放映権を買っていないことはなさそうです・・・。

 

 そうやって、競技を目にすることがなくなれば、競技人口はますます減り、オリンピック級選手の養成もまたできなくなる。

 悪循環。

 日本のスポーツ界にとって、あまり良いこととも思えませんが、いかがでしょうか?