こんにちは。
T・たまもです。
今日は久々に読書の時間。
今日ご紹介する本は、実用書、になるのかしら。
ゆうきゆう「ちょっとだけ こっそり 素早く「言い返す」技術」三笠書房
この本は、コミックにもなっていて、私は最初本屋さんでそれをちょっと立ち読みしたのでした。
ご覧になった方もいるでしょう、擬人化されたネコちゃんたちが会話を交わしながらいろいろレクチャーしてくれるの。
世の中、強きを助け弱きをくじくヤツとか、ちょっと弱気を見せるとマウントしてくるヤツとか、何を教わってきたんだと言いたくなるような人がいますよね。
しかも、的確にターゲットを選ぶ才覚はあるのよ。
私はそもそも攻撃されても気づかない鈍感力を持っているせいもあって、大人になってからはあまり被害に遭った記憶がありません。
あまり、ということは、ないわけじゃないの。
この本で紹介されているワザを結構駆使していたからだということに、今回気づきました。
結局は
「相手の毒気をいかにして抜くか」
「相手に自分が敵に回してはいけない人間だといかに気づかせるか」
ということなのかな、と思います。
後者はかなり実力と技術がいりますが、前者はわりと実行しやすい気がします。
おすすめは「話の腰を折る」こと。
攻撃されたら
「どういう意味ですか?」
と聞き返す。
返事はそれのみ、っていうのがコツ。
相手は、自分のコトバを説明しなくちゃならないので面倒になる。
または、しばらく返事をせず、相手が返事を催促してきたら
「で、何でしたっけ?」
と聞き返す。
相手は最初から説明し直しになるので面倒になる。
「どういう意味?」はどんな相手にも使えそうです。
「何だっけ?」は気の弱い人なら上司には使いにくいかも。