T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

着る分にはどうと言うことはない・・・

じんべい

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今年も甚平を作りました。

 去年は子供用と大人用も作って、

「極めたわ・・・」

と思っていたのに。

 やっちまいました。

 いや、着る分にはどうと言うことはないんですけどね。

 写真でもたぶんわからないでしょう。

 でも、墓場まで持って行けないのが私の性分。

 衿を裏から先に付けなきゃいけないのに表から付けちゃったんです。

 何がいけないって、見栄えだけですよ。

 どうせミシンなので裏から先に付ければ表に出るステッチが

「わざと」

ステッチしたように見えるんです。

 表から先に付ける場合、裏からはミシンではなく、手縫いでくければ

「本格的に」

なるんですけど。

「う~ん、めんどくさい!」

と、ミシン掛けちゃったんです。

 というわけで表衿の下ににステッチが響いているのでした。

 ダサい。

 子供用ですから、ホンの100センチ足らずなんですけどね・・・。


 甚平と作務衣はよく似ていますが、甚平は夏のくつろぎ着。

 昔は丈長めの上着だけだったそうですが、今は半ズボンとセットになっていることがほとんどです。

 以前、旦那に甚平を作ったときはよく着てくれました。

 浴衣は全然喜ばなかったくせに・・・。

 ちなみに、語源は陣羽織なんですって。

 由来辞典によると

「陣羽織」⇒「陣兵羽織」⇒「甚兵衛羽織」⇒「甚兵衛」⇒「甚平」

と変遷しているそうです。