T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

八月なので、平和に関する教材について その2

 こんにちは。

 T・たまもです。

 昨日から、八月なので、平和に関する教材について考えています。

 もう少し、回想してみます。

 

 私は個人的には、どうせ修学旅行の事前学習で国語でも扱うのなら、上質な作品が教科書に載っているのはありがたいと思っておりました。

 平和学習と言えば、修学旅行の事前学習で「国語でも何かできないか」ということで、だいたい修学旅行前、1年生の後半か2年生の前半に、「戦争文学」を扱うことが多いのではないでしょうか。

(学校にもよるかとは思います。私の場合は行き先が広島や長崎なら原爆を扱った作品、沖縄なら沖縄戦を扱った作品でした)

 試験にも出さない事前学習ということはまずなくて、一年間の計画の中で文学的文章の教材として選びます。(当社比)

 ただ、扱える時数が限られているのに、時間的に手ごろな作品が教科書にいつも載っているわけではない、というのがネックでした。

 また、沖縄が修学旅行先として一般的になっても、沖縄戦に関する作品ははっきりいって少なすぎて、事前学習は沖縄方言の特徴くらいでお茶を濁したこともあります。

 いまだに手ごろなものが少ないというのは、やはりどこかから圧力があるのでしょうか。

 修学旅行の行き先として沖縄というのも行かせたくない人はいるようですからね。(すみません、これも単なる憶測です)