こんにちは。
T・たまもです。
すっかり初冬の雰囲気の今日この頃です。
ざっくりわけると、今川焼き・大判焼きは東日本の呼び方で、回転焼きは九州、太鼓焼きは関西に多い呼び方らしい。
今川は江戸の今川橋、または今川義元が語源とか。
大判は楕円の型で作ったモノで、丸くても材料が同じなので同様に呼んだそうな。
太鼓焼きは、なまって太閤焼きになったらしいとは、大坂あるあるですね。
詳しくは今川焼きの呼び方について熱く論じているサイトがたくさんありますので、そちらをどうぞ。
気になるのは回転焼き。
たしかに型にいれた生地を上下ひっくり返して両側を焼くので「回転」焼き、というのは納得できるネーミング。
今は、冷凍食品も多く出回っているけれど、今川焼きって、店先での実演販売が主だったと思うのです。
だから、見ているお客様も、特にコドモなどは「回転してる~!」から回転焼き、って呼びそうではありませんか。
たこ焼きも鯛焼きも回転するだろと言われたら、そうなんですけど。
鯛焼きのようにどんなカタチか、で名前がつけられるものもあるし、回転焼きのように調理法から名付けられるもの、たこ焼きのように材料で名付けられるもの、いろいろです。
店の名前や出身地や歴史を表す風流な名前もありますね。
太鼓焼きはカタチだね。
私としては、大判焼きと呼ばれるくらい大ぶりの方が好みです。
食べた~!って感じがするじゃありませんか。
この写真は大判と言うより、上品な小判サイズなんです。
五十両くらいの厚みはありそうですが、この厚みのために作るのに苦労しました。