T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

メーカーに送れば、もしかしたら・・・

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日はみちくさ。

 

 我が家の圧力鍋はフィスラー製です。

 信頼のドイツメーカー。

 私が結婚するときに持ってきた一代目を買ったとき。

 そのときは、まだ岩谷産業が代理店を務めていて、本体には

「西ドイツ」

製と、書いてありました。

 結婚する前、習ったばかりのイカめしを旦那の家でこのフィスラーで作りました。

「圧力鍋ならウチにあるよ~」

と旦那(当時は彼氏)がいうのに、

「メーカーが違うと勝手がわからないから!」

と、フィスラーを持ち込んだのも懐かしい思い出。

 いい加減な扱いにもかかわらず、30年選手となり、この夏ついに引退しました。

 小さな部品を一つ交換すればじゅうぶん使えたのですが、その部品がもう生産終了在庫無しだったのです。

「メーカーに送れば、もしかしたらイケるかもしれませんが・・・」

と、伊勢丹のキッチン売り場の人は気の毒そうに言ってくれました。

が、

「送ったら、やっぱりダメでした」

という返事かも、と言われてあきらめました。

 ドイツ本国にはね~、部品がある気もするんですよ。

 だって、50年使えます!という売りだったんですから。

 でも、それで一万円出すのなら、三万円出して最新モデルを買ったら?

という旦那の誘惑に負けました。

 で、我が家の二代目、最新モデルは、静かだし、お手入れもしやすい。

 なんだけど、ね。

 初めて使ったあと、ばらせるところを全部バラして洗った旦那様。

 ・・・今日使ったら、なんか蒸気漏れのすごい音が・・・

 もう壊した?

 勘弁してくれ・・・。