こんにちは。
T・たまもです。
今日もみちくさ。
鍋の締めに、ご飯を投入したものを何と呼びますか?
「吉兆味ばなし」を読んでいたら、
おじやは「やわらかいご飯をさらにやわらかくやわらかく、べったりするくらいにたいたもの」。
雑炊は「さらさらと、ちょうど、お茶漬がちょっとやわらかくなった、という口当たりで、さらっとさせるもの」。
という違いが書いてありました。
おかゆは「お米から煮く」ものだそうで。
おじやは冷やご飯、雑炊はできれば炊きたてご飯で。
むかし、たまに父が「おじや」を作ってくれましたねえ。
それしかできなかったのかな?
残り物の肉や野菜や味噌汁と、ご飯で作っていた気がする。
鍋の残りで締めに作るのは雑炊ですが、我が家はうどんにすることが多かった。
そして、ご飯を入れるときも雑炊ではなくおじやと呼んでいた気がする。
おかゆ、は病気で熱を出したときに母が作ってくれました。
卵入りのおかゆ。
だから、なんとなくおかゆというのは病人の食べ物というイメージがあります。
自分で作ってみようとしたとき、一人分作るのは難しいことに気づきました。
残ったおかゆは、母が食べていたのだろうか。
中華の朝ご飯がおかゆ、というのは大人になってから知りました。
スープで炊くし、薬味もさまざまあるのでちょっと日本のおかゆとイメージが違います。
ホテルの朝ご飯バイキングで見つけて、二日酔いの旦那は喜んでいましたっけ。