こんにちは。
T・たまもです。
さて、今日はちょっと作文から離れて、指導者側の負担を少しでも減らすためのプリントの工夫について考えてみましょう。
以前読んだ本に、
「プリントはプリントだけ読めばわかるように作らなくてはいけない」
というのがありました。
配ったあと教員がフォローの説明を入れなくてはならないようではプリントとして良いものとは言えないということです。
もちろん、生徒は配られた瞬間に読みもしないで「どうやるの~」と叫びますので、「まず名前を書いて眺めていなさい」と、指示せざるを得ませんが(苦笑)。
したがって、原則はふたつ。
一つ目は「生徒が読みやすく、理解しやすいこと」、
二つ目は「教員の配布、説明、回収、添削、返却の負担が少なくなるようにすること」。
おそらく、国語だけではなく、HRなどのワークシートにも共通の話かもしれません。
最近ではカラーコピーもありますが、気をつけないとただカラフルなだけのプリントになりかねません。
マーカーをひきすぎた参考書のように。
なぜそういうデザインにするのか目的をはっきりさせることが必要でしょう。
次回は具体的な工夫について書きたいと思います。