こんにちは。
T・たまもです。
昨日は、プリントの工夫についてちょっと考えました。
今日は、具体的にどういうことをプリントに盛り込むか考えてみましょう。
工夫と言うには あまりにも基礎的なことですが、最初に、名前を書く欄を必ず設ける、ということを挙げましょう。
これは、回収の予定があろうとなかろうと設けておくようにします。
混乱と紛失を防ぐためです。
生徒のためでもありますが、教員のストレスを減らすためでもあります。
氏名欄がないときは、「端に書いておいて」と指示しますが、端、というのは四方向ありますので、生徒はそれぞれ好きな端に名前を書きます(右上にと指定しても左下に書く子もいます)。
しかも、縦書きだったり、横書きだったり、名字だけだったり、それを点検するだけでストレスです。
自習の後始末とか、枚数が多いとそれだけで嫌になりませんか?
記名の場所、ついでにクラスや番号も書いてあるだけで格段に点検のスピードは上がります。
「なくしたからもう一枚下さい」と言われるのもストレスです。
氏名欄があれば「名前書いたの?」と嫌みを言えます。
問題集のコピーなどをプリントにする際にも、氏名欄の短冊を作っておいて貼り付けてから印刷するようにすると、点検が楽です。
ちなみに、検印欄や提出日または授業日を記入する欄も設けておくと、生徒の緊張感を引き出す助けになります。
余談ですが、生徒はプリントをさほど貴重なものとは思っていません(残念)。
昔、あまりに紛失する生徒が多いので、プリントに「再発行はマイナス50点」と書いたら紛失が激減という冗談のような話がありましたっけ。