T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

はんこの思い出

 こんにちは。

 T・たまもです。

 添削の話を書いていて、思い出したのは検印のこと。だから、今日はみちくさです。


 検印と言えば、桜や月桂冠の中に「たいへんよくできました」の文字が入っているはんこが有名ですね。

 今でも小学校はこれを使っているのかしら。

 実は私も教員になってすぐに五個セットを買いました。

 でも、使うのは「たいへんよくできました」と「よくできました」と「もうすこしです」なんですね。

 「もっとがんばりましょう」はあまり出番がなく、「ふつうです」に至っては滅多に使わない。

 今考えると五段階評価というのは量の点検には向きません。

 一瞬で判断するので「おお、すごい!」みたいな滅多にない感触をのぞけば、「よし!」か、「いまいち!」の2択です。

  

 その後、数字のはんこ(提出日を表してみたんだけど、点数だと思う子が続出して挫折)とか、いろいろな絵柄のはんこ(絵で評価の違いを出してみたけどそのうち自分でも混乱して挫折)を買って試行錯誤。

 最終的に質の点検には「優秀」「進歩を認む」「努力を要す」のちょっとオトナでシンプルな三個セットを購入。よく使いました。


 実際に一番愛用していたのは直径3センチ位の円に「検」の文字が入ったもの。

 デカいので、見落とすこともなく、生徒へのアピールも上々。

 授業中に点検するときも活躍していました。

 英語の先生は「excellent!」をはじめとした英語のはんこセットを持っていました。

 でもやっぱり使うのはもっぱら「good!」と言っていましたっけ。

 

 はんこって、いろいろな意味でコレクション魂をそそられますよね。

 夏休みのラジオ体操、参加印がたまっていくの、うれしかったなあ。