こんにちは。
T・たまもです。
先週、提出された作文などを点検する際は、量の点検と質の点検があるというお話をしました。
今日は質の点検についてです。
質の点検は作文の場合は添削ということになります。
これには三段階あって、第一段階は簡易的なもの。
添削というよりは検印ですね。
「ここいいね!」という表現に線を引いたり、最後にABC評価などをぽんと書いておくようなもの。
第二段階は表記上のミスを添削するもの。
誤字脱字、文法上の間違いなどの指摘ですね。
第三段階はいわゆる「添削」。
構成や表現、内容にまで踏み込んで手直しをし、書き直しのヒントと指示まで書きます。
したがって、普通の原稿用紙ではなく、構成を練ったり、添削を書き込むスペースのあるプリントを使うことが私の場合はほとんどでした。
作文は、とくに小論文や進路作文の場合、個別指導的になるので、第三段階の添削は時間がかかります。
当然、同時に大人数の作品の添削は不可能です。
後日、解説などをすることもありますが、代表的なものを例として一部をピックアップすることの方が多かったです。
練習問題のプリントなどは、プリントに書き込むのではなく後日授業での解説になるか、詳解のプリントを配布するのが普通でしょうか。