こんにちは。
T・たまもです。
教室に貼る標語についての続きです。
教室に標語や標語や格言を貼り出すと、生徒が変わるのかと言われると、それは疑問です。
ただ、経験から言うと、教員の側の「モットー」というのか、「指針」というのか、そんなモノが伝わるのは速くなったと思います。
たぶん、生徒と私の間で話をするときには根底にそれがある、というのが共通理解になっていたからだと思います。
私は「凡事徹底」という四字熟語を掲げていました。
三年生の時には、それ以外に毎月受験生向けの格言を貼り出していたこともあります。
おすすめの格言ですか?
何でもいいのです、いいなあ、と思う言葉なら。
生徒に「こうあってほしい」とか、教員自身が「こんな風に生きたい」とかでいいと思います。
人生の指針になるような格言や、才能や人間関係の励ましになる言葉も多かったです。
同僚の中には、「信念」とか、「集中」のような簡潔な単語を掲げている方もいました。
四方の壁の上部に格言やら標語やら励ましのことばやらをずらりと並べていた方もいます。
思っていないこと(自分の主義とは違うこと?)と、一回で覚えられないような長い言葉は、避けておいた方がいいと思います。
いや、そうありたいとホントに思っているならいいんですけど。
生徒たちで決めさせるというのもありました。
これは格言というよりスローガン、クラスみんなで受験に向けてがんばろうということで。
私のクラスでも、それらしいスローガン(生徒が考えた言葉です)が選ばれて、みんなの写真とともに教室に貼り出されました。
次点になったのが「自習の時は静かに集中」。
なんだかもったいなくて、これもプリントアウトして、自習の時間のたびに黒板に貼りだしていました。