こんにちは。
T・たまもです。
今日は、お掃除当番の決め方について取りあげましょう。
掃除当番。
教員にとっては悩ましいシステムです。
生徒だけに任せておくと、小学生ならチャンバラが始まるし、中学生なら逃げ出すヤツはいるし、高校生なら終わるころにしれっと現れるヤツもいる。
え、小中高関係ない?
まあ、要するに真面目な生徒だけがせっせと掃除をしているという、教員から見ると、というか真面目な生徒から見てもですが、きわめて不公平な事態が発生するわけです。
人は易きに流れるので、どこかで公平さを保たないと真面目な生徒もばかばかしくなってきて、いい加減な掃除をするようになるというもの。
そもそも掃除当番というのは、日本独特のシステムなのだそうで、外国では専門の業者や担当職員が校舎内の掃除をするところが多いそうな。
私立の学校では日本でも掃除当番がないところも見聞きします。
大学ではもちろん、掃除当番なんてなかった。
でも、考えてみれば、日本も昔に比べれば生徒が掃除をする場所もずいぶん減った気がします。
例えば、トイレ掃除。
現在でも生徒が当番という学校もあるでしょうが、便器に手を突っ込んで磨くような本気の掃除はさせていないところも多いのではないでしょうか。
少なくとも東京では。
それから、ポリッシャーを使っての床のクリーニングとワックスがけ。
私は自分が高校生のとき生徒がやった記憶があります。
アホな男子生徒が大喜びでポリッシャーを使って、時々倒して先生に怒鳴られていましたっけ。
あ、そうするとさすがにそのときは先生が監督していたのですね。
あら、前提だけで長くなりました。
来週につづく。