T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

結婚するとき、男性が女性の姓を選ぶと、自動的に嫁の実家の養子になる・・・?

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日は、みちくさ。

 先だって、最高裁で、男女同姓にしなくちゃいけない民法の規定が合憲という判決が出ました。

 で、そのニュースを見ながら旦那と話していて、面白いことが判明しました。

 旦那は、結婚するとき、男性が女性の姓を選ぶと、自動的に嫁の実家の養子になると思っていたらしいのです。

 オイオイ、君が成人したのは、遙か以前に学生運動も終わったころじゃなかったかね?

 知らなかったの?

 ていうか、大学を出た人さえ知らないってことは、もしかして世の中の男性諸氏はそう思っている無知な人が多いと言うこと?

「だって、オレの周りで結婚した男性が、嫁さんの姓になったとき、みんなに養子だって言われてた」

「お嫁さんの姓になっただけじゃなくて、お嫁さんの親と養子縁組をしたってこと?」

「さあ・・・」 

「結婚する時はどちらかの姓に統一するだけで、それ以上の法的変化はないよ」

「え、そうなの?」

「あなたの姓になった私があなたのお父さんの財産を相続する権利はないし」

「・・・たしかに」

「あなたが私の姓になったからってうちのお父さんの財産を相続する権利もないでしょ」

「・・・そうだね」

「養子縁組は夫婦の取り決めじゃないし」

 それでも、納得のいかない顔をする旦那でありました。

 つづく。