こんにちは。
T・たまもです。
今日ご紹介する本は、実用書。
年末にふさわしい?一冊。
古堅純子「シニアのためのなぜかワクワクする片付けの新常識」朝日新聞出版
何年かに一度めぐってくるお片付けマイブーム。
今年は、今までになく本格的です。
12月に入ってから、毎日やっています。(まだ終わらない泣)
なぜかというと、娘達が「旦那と子供と一緒に実家にお泊まりしたい!」とリクエストしたから。
それぞれの伴侶の実家は広くてお片付けが行き届いているので、一家でお泊まりが可能なのだそうです。
それに引き替え、ウチは、娘二人が片付いても・・・。
彼女らの残していった荷物の上にウチの旦那の荷物が載り、私の荷物が載り、何かよくわからないうちに元の娘達の部屋は納戸(というただの汚部屋)と化している始末。
これではいかん。
歩き始めた赤ちゃんの安全のために、私は立ち上がったわけです。
「お父さんは立ち上がらないの?原因の大半は彼では?」
と、娘達は言いますが、彼は座るスペースがある限り座っている人ですわ。
って、前振りが長くなりましたが、そんな私が最近よく見ているのが著者である古堅さんのYoutube。
捨てないで減らさないで魔法のようにすっきりしたお部屋にする魔女。
「捨てなくていいんだ・・・」愕然。
稼働していないモノは使いにくい場所に遠ざける。
古堅さんはそれを「寄せる」「埋める」と表現しています。
稼働しているモノは使いやすい場所に使いやすく置く。
極当然のセオリー。
でもね、いわく
「出すのは誰にでも出来るけど、入れるのは才能が要る」
しまい方には、コツどころか天才が必要なの。
私も、一番使いやすい場所に全然使わないモノをしまっていると今さらながら気づきました。
使わないけど捨てられないなら使いにくい場所に埋めてしまえばいいじゃない。
・・・なんというマリーアントワネット的な?発想の転換。
でも、ふしぎなことに、きれいなお部屋になったのを見ると、みなさん捨て始めるのだそうです。
「きれいなお部屋にふさわしいモノだけを残したい」
と思うらしい。
ここでやっと、断捨離のマインドセットが出来たってことなのね。
ちなみに、この本の中で、一番役に立ったのは、
「年寄りにモノを捨てさせるにはこういう言い方をしましょう」
という節でした。
とくに、
「捨てていい?」
じゃなく、
「どうする?どうしたい?」
と聞くべし、というアドバイス。
効果てきめんでした。
もちろん、捨ててもいいものだから「捨てる」と答えるのかもしれないけれど。
あまのじゃくな人は「後で考えるからまだ置いといて」って、よくわからない答えをするものですからね。
では、皆さま、不要なモノは片付けて、良い年をお迎え下さい。