T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

本来は作業着として着られていた・・・

スモック

 こんにちは。

 T・たまもです。

 娘がたくさん布をくれました。

 体よく押しつけられたともいいます。

 で、最初に作ったのがこのスモック。

 スモックといえば、幼稚園児の制服。

 というイメージが私にはあります。

 水色のスモックに、つばが反り返った形のストローハット(あれはなんていう帽子なんだろう)、黄色い肩掛けかばん。

 そういえば、最近こういうスタイルの幼稚園児って見かけない気がします。

 もっとおしゃれな色柄デザインの制服になっているんだろうなあ。

 で、本来は作業着としてヨーロッパでは広く着られていたデザインのようです。

 農夫とか羊飼いとか、神父さんとか画家とか。

 身頃にギャザーが寄せられているのでゆったりして動きやすいのでしょうね。

 もちろん、仕事によってはいい生地で凝った刺繍とかしてあるらしいですが。

 女性のおしゃれブラウスも、ピンタックやカラフルな刺繍で飾ったスモックブラウス(ちょっとフォークロアっぽい)がありますね。

 あれ?

 もしかして、スモックって、もともと男性用の服?

 さて、画像は娘のリクエストで作った幼児のお食事用スモック。

 撥水加工のしてある生地で、

「かわいい柄だったので思わず買っちゃった」

とは娘の弁。

 でも、買っただけで、作っていない。

 良くある話ですね。

 傘の生地よりは厚地です。

 撥水加工のせいか、アイロンが全然効かない。

 ポケットやバイアステープを作るのに苦労しました。

 うーん、既製品を縫製しているお針子さんたちはえらい。

 縫い方はシンプルでも、こういう暴れる生地やら滑る生地やら、いうことを聞かないヤツらをキレイに縫い上げるのですから・・・。