T's Cafe

小さな私の体験が、もしかしたら大きなヒントになる・・・かもしれません。前は学校の先生、今は自適のご隠居とおしゃべりしましょ。

恐怖の通勤電車

 こんにちは。

 T・たまもです。

 今日は、ちょっと道草。

 

 電車には、いろいろな人が乗っているので、だから芸能人とか有名人とかは電車を使わないのかなと思うときがあります。


 ブツブツというより、かなり大きな声で同じセリフを繰り返している人(芝居の練習?)。
 座席四人分を占領して寝ている人(朝から酔っ払い?)。
 昔、すごくすいてるのにわざわざ私の隣に座ったと思ったら、私の太ももに手を置いた人がいましたっけ。反射的にその手をパシンと叩いたら、ふらふら立ち上がって去って行きました(チカンだったのよね?)。


 ちょっと気まずいのは生徒と乗り合わせること。

 お互いに気づかないふりをすることが多いのですが、たまに「あっ先生!」と声をかけてくる人なつこい子もいます。


 以前、知人(やはり教員)が、こんな話をしていました。
 朝、電車の中で、学校をサボって遊園地に行った話を大きな声でしゃべっている女子高生がいたそうです。
 聞き覚えのある声なのでまさかと思って振り向くと、自分の学年の生徒ではありませんか。
 周りの乗客は「いったいこの女子高生はどこの生徒だ、けしからん」と、呆れ顔です。

 知人はあわててそっぽを向き、その女子高生から見えないように他の乗客の陰に隠れたそうです。
「もし、あの子が私に気がついて、『あっ、センセイ、おはよ~!』なんて言ってみろ、他の乗客からどんな目で見られるか」
 知人は、苦笑しながら言いました。
 「『こいつはどんな教育をしてるんだ』とか、駅に着くまで私が針のムシロでしょ。思わず隠れちゃいました」


 そうなのよね。
 矛先は教員に向かうのよ。
 学生諸君におかれましてはは、電車の中で話をするときは、是非話題に気をつけていただきたいものです。