こんにちは。
T・たまもです。
今日は、作文。小論文を添削する側に知っておいて欲しいことについてです。
作文にせよ、小論文にせよ、大方の試験では60分間で600~800字が多いだろうと思います。
本番通りに書くのがいちばん練習になる、と思うでしょうが、それは最初と最後にした方が良い。
スポーツだって、毎回試合形式の練習をやる、というのはきついのではないでしょうか。
まして、作文は教員が添削をしなくてはなりません。
600字だって、10人いたら読むのだけで大変です。
私は、基本的に400字で練習することをおすすめします。
1、使うネタやアウトラインを決めるのに30分。
2、「書く」作業だけで30分。
目安はこうなんですが、生徒に聞くと、家で自分1人でやると、2~3時間かかったと言う子が多いです。
よく聞くと、いきなり2をやり始めて、1を並行して考えているらしい。
その方が速いと思うんですね。
これは、生徒のレベルにかかわらず、慣れの問題のようです。
おそらく、小学校や中学校で1、2を順にすることを習って、しかもその通りにする習慣が付いている生徒は、1時間で書き上げる。
でも、そうでない生徒は、(かしこいので小中レベルの生活作文ならそれで書けていたのでしょう)自分の予想より時間がかかる。
そんなふうに推理しています。
続きは、明日に。