こんにちは。
T・たまもです。
今日ご紹介する本は、エッセイ、になるのでしょうか。
これは、流行語大賞とかにならなかったっけ?
というくらい、話題になった本でした。
忘れるのも、力を抜くのも、眠るのも、やっぱり才能が要る。
そう思いました。
年を取ると、忘れっぽくなるとか、アバウトになるとか言います。
都合の悪いことは忘れている、とか、どうでもいいことなら放っておくとかできる、っていうのは才能でしょ。
嫌なこと、面倒なことは若い者に押しつけ、しかも許されるっていうのも(笑)。
年を取ると、自然とそういう才能が開花する。
以前、祖母が、ひ孫の話はにこにこして聞いていたのに、お金の話になったら「聞こえん」とそっぽを向いていたのを思い出します。
どうでもいいことや忘れた方がいいことはやたら覚えていて、それこそ化けて出てやるくらいの恨みを抱き続けていたり、何度も何度も同じことをしつこく言ったりやったりするというのも、年を取るとやるものです。
いずれにせよ、若い者は「年寄り嫌うな行く道じゃ」、と思って接するべきだと思うのです。
この、若い者としての努力あっての老後かも、とも思う。
(思うけど、できる自信はない)